◆5次元人

これらの数々の矛盾点については、終盤で
「5次元人が主人公を導いた」「5次元人のテクノロジーだ」と判明する。

つまり科学的な説明を完全に放棄して、何でもかんでも5次元人という
「存在しない」妄想的存在が、我々の住む3次元宇宙を超越した力で
解決してくれたんだ!と強引に理由づける。
もはやまともな作家のやる事ではない。
三流漫画レベルである。

さらにこの5次元人の正体が何かといえば
「人類が進化して肉体を捨て、アセンション(次元上昇)して5次元に昇天した結果」
だという、聞くもアホらしい設定が最後になって明かされる。

完全に カ ル ト 宗 教 じゃねーか
どこがSFなんだよこれ

"進化"というものは極論すれば遺伝子の変化にすぎない。
遺伝子というものは単に自己複製するだけの組織でしかない。
どんなに進化したところで遺伝子とはアデニン、グアニン、チミン、シトシンという
4種類の蛋白質の組み合わせでしかなく、それによって形成される肉体も限りがある。

なのにどういう遺伝子組成したら肉体を捨てて五次元世界に行けるっていうんだ?
仮に行けるとしてもそういう遺伝子組成になるまで何十億年かかるんだ?
それをたった0世代で変化だと?
もう科学でも何でもない、荒唐無稽な妄想でしかない。

ほんとノーランという監督は頭が逝ってるとか思えなかった。
そんてこんな映画が「本物のSF作品だ!」「なんて科学的な作品なんだ!」
と"映画通"や全世界の観客たちから絶賛されている始末。
完全にどいつもこいつもどっかおかしい方向を見ているとしか言いようがない。