車のEV化は原子力政策に何を求めているか?

 最近の新聞を見ていると、電気自動車(EV)の販売が世界で加速しているというニュースがよく目につく。
 そこで思い出すのが、2020年12月に行われた豊田章男日本自動車工業会会長(トヨタ自動車社長)の会見内容だ。
 豊田氏はそこで重大な発言をした。
 日本中に電気自動車が普及したら、大量に必要となる電気をどう賄うのかという問いかけだった。
 その問いかけにメディアはまだ応えていない。

 電気で走る電気自動車は一見環境に良いように見える。
 確かに走っているときには二酸化炭素などを含む排気ガスを出さない。
 だが、少し考えればわかる通り、その車が走るのに必要な蓄電池(バッテリー)の電気が、石油や石炭、ガスなどの化石燃料を使った火力発電所で生み出されていれば、トータルで見て、二酸化炭素を排出していることになる。
 言うまでもなく車を生産する工場でも二酸化炭素は排出される。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

原子力産業新聞 19 Mar 2021
https://www.jaif.or.jp/journal/column/kojima/7143.html