かつて第二次大戦前にアメリカの映画で人気があったのは、西部劇。

主人公はカーボーイ風の早撃ちガンマンや保安官。

クライマックスで悪者との対決シーンでは
衆人監視の場でもって「悪い奴」に先に拳銃を抜かせておいて
主人公は相手よりも素早く拳銃をホルスターから抜いて、
引き金を引きながら撃鉄を起こして圧倒的で正確無比な早撃ち
により悪漢を倒す。そうして周囲に相手が先に抜いたのを見た
だろうといって自己の正当性をアピールする。

つまり、相手に先に抜かせて、それから射殺すれば誰もが
それで良いという。だから相手に先に抜かせれば勝利する。
自分の方が誰よりも素早く銃を抜いて弾を撃てるから。

真珠湾もそうだが、アメリカは戦争を始める口実は、
先に相手がやろうとしたという形を作っておいてから
正義の鉄槌を下すという形式を作って行う。そのために
挑発をしていたとしても、銃を先に相手が抜けば
自分の優れた腕前で射殺して勝利を得られる。
そういう哲学なのだ。

西部劇はそういう見方をすべき。