2021/5/28 17:46

 宇宙を満たす素粒子ニュートリノを捉えて宇宙の成り立ちの解明を目指す次世代観測装置「ハイパーカミオカンデ」の建設が本格的に始まった。着工記念式典が28日、飛騨市神岡町の建設地とオンラインで開催された。

 装置は神岡町の山中の地下650メートルに建設される。今月6日にトンネルの掘削が始まり、来年度には装置の本体を収める巨大な空洞の掘削が始まる。東京大宇宙線研究所が中心となって、世界19カ国から450人の研究者が参加する大型の国際共同実験で、2027年の実験開始を目指す。

 同研究所の梶田隆章所長は、「サイエンスとして極めて重要なプロジェクトだと世界中の研究者が思っている。日本がホスト国となってやれるというのは素晴らしいことだ。着実に建設を進めて実験が開始され、良い成果がどんどん出てほしいと思う」と話した。

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