まず性淘汰じゃない

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研究チームは、保存されている小豆などにわく虫として知られているヨツモンマメゾウムシを繰り返し掛け合わせる実験を行いました。

今回の研究では、ヨツモンマメゾウムシの近交系を16系統準備し、それらの系統同士をかけ合わせることで突然変異がオスとメスに与える影響を定量化しました。


この実験の結果、同じ系統同士で掛け合わせる同系交配を行うと、オスとメスの両方が突然変異の悪影響を受ける反面、自然界で発生するような異系交配では、オスのみが悪影響を強く受けることが分かりました。

研究チームによると、この研究結果は「オスの性淘汰により突然変異の悪影響が効率的に排除される」ことを意味しているとのこと。同様の現象は、人工的な操作により誘発された変異では確認されていましたが、交配の中で自然に生じた突然変異で確認されたのはこれが初めてとされています。