結局は楽器から出てくるものは、(空間的な分布も含めて)音波である。

だから、音波が同じようにでてさえすれば、それがある特定の形をした
楽器(たとえばバイオリンの形)でなくても構わないのだ。

特に、中継や録音を聴くのであれば、そういうことになる。

将来は、ニューラルネットワークの技術が進歩して、良い音の
する楽器や楽音の波形を多く学習し生成することで、望ましい
楽器の音の波形を合成して、あたかも楽器が存在するかのよう
に真似て波形を作り出すようになるかもしれない。敵対的ネット
ワークの技術と組み合わせることで、本物と見分けの付かない
音の自由合成(録音の再生ではない)ができるようになり、
まったくの新規の楽曲もまるでそれを名器で奏でたと言われても
否定できないほどに素晴らしい音でもって演奏を作り出せる
ようになるのではないだろうか。しかもリアルタイムにだ。
演奏者の癖も学習させることにより、あたかも実際の名演奏家
がそこにいて新曲を演奏して見せているような、そういう演奏
が可能になるだろう。名だたる演奏家の癖をそれぞれ使い分けて
AIシステムが猫踏んじゃったとか、ずいずいずっころばしを
演奏してみせる様子を想像すると、感動で涙が出て来ちゃう
だって女の子だもの分かってぇ!と叫びたくなる。