昔、宇宙ロケットがまだ現実ではなかったころに、
たしかツエルコフスキーというロシアの科学者だったとおもうが
ロケット推進の先駆的研究をしていたのだが、まわりの多くの技術者や科学者(?)は
「宇宙の真空中ではロケットの噴射ガスが押しつける相手となる物質がないから
 推進力が生じない。だから無駄な考えだ」といって馬鹿にしていたという。

運動量保存の法則をちゃんと理解していれば、そのような間違った考えは
持たないはずだが、それが実際の学会の大勢であったらしい。

真空中で、小惑星の表面で核爆弾を爆発させれば、核爆弾が放つ放射線
(X線、中性子線、α線、β線)、分裂した核生成物が放射される。
最終的に小惑星の外側に向けての放射が多ければ、その運動量による反跳
でもって小惑星の軌道は変わる。X線や光も質量は無いが運動量を持っている。