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南海トラフ巨大地震、そのとき京都はどうなる 「最悪のケース」をシミュレーション
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//www.kyoto-np.co.jp/articles/-/528349
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南海トラフ地震発生時の全国と京滋の震度分布想定

■冬の夕方、京都は最大震度6強に
 20××年、冬の夕方。スマートフォンやテレビから、一斉に緊急地震速報の不協和音が鳴り響いた。テレビに映し出された地図は、東-西日本の広範囲で強い揺れが予想されることを示していた。
 20~30秒後、京都市など府南部は震度6強~震度6弱の強い揺れに襲われた。10秒、30秒、1分…。揺れはいっこうに収まらない。
 京都・滋賀の各地で木造の古い建物を中心に2万棟以上の民家が倒壊した。山沿いで土砂崩れが発生し、地盤の弱い干拓地などは液状化現象に見舞われた。強烈な揺れは、2~3分後にようやく収まった。

■京都の死者860人、明治以降で最悪の被害
 京都・滋賀の被害は、地震によるものとしては明治以降で最悪となった。京都府は南部を中心に860人、滋賀県は385人が死亡した。京都府の負傷者は1万4650人、全壊家屋1万5740棟。火災も多く発生し、焼失家屋は5万4470棟に上った。
 しかし、京都や滋賀は「被災地の外縁部」にすぎない。大阪市や名古屋市はそれ以上の被害が出たほか、和歌山や三重、静岡、高知、徳島などの沿岸部は、大津波で壊滅的な打撃を受けた。東海、近畿、四国、九州を中心に全国で20万人以上が命を落とした。

■京都に他府県からの支援は来ない
 自衛隊や消防、緊急医療支援は、甚大な被害を受けた東海-九州の沿岸部に向かった。相対的に被害が小さい京都や滋賀に、多府県からの応援は来なかった。西日本の物流はまひし、京都や滋賀でも食料や水、生活必需品が深刻な欠乏状態になっていった。


追い付かない重傷者の治療 南海トラフ巨大地震、そのとき京都と滋賀の医療は
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//www.kyoto-np.co.jp/articles/-/528042
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京都と滋賀で想定される最悪の被害

■重傷者、京都と滋賀で計3500人
  南海トラフ地震が発生した時、京都府では最大で死者860人、重傷者2660人、滋賀県では最大で死者474人、重傷者816人と推計されている。
 京都府医療課によると、医療は府内に13ある災害拠点病院を中心に対応することになる。