2011年に海外のドキュメンタリー番組で
イヌイットの人々が「太陽の位置がずれてきている」と口々に語っていた。

ヌナブト準州バングナータン在住のエリヤー・ノードラク氏:
「地球の軸の位置が傾いてきている。
 これがいつ頃始まったのかは正確にはわからない。 
 以前は、夕暮れの時に太陽は、高い山の頂上の近くを通って沈んでいった。
 変化が起きて以来、太陽はその位置を越えて沈んでいってしまう」

ヌナブト準州イカルイト:イヌーキー・アダミー氏

「私は生まれてからずっとこの土地に住んできた。
 そして毎日太陽を見続けてきた。
 日の出に関しては今でもそれほど変化はないが、
 夕暮れの太陽の位置にものすごい変化が出ている。
 多分だが……地球の軸の位置が傾いてきているのだと私は思う」

イヌイットの長老たちは北極圏の気候変動について述べている。
現在氷河が溶け、アザラシの毛皮の質が落ち、海氷が消えていっている状況だ。

しかし長老たちは、この気候変動の原因が
人間たちが炭素を排出した結果だとは考えていない。

部族の長老たちは、これらの変化の原因は「空の変化」にあるとしている。
長老たちは、太陽が「かつて昇った場所に昇っていない」と語っているのだ。
そのため日中の気温が上がり、そして太陽の照る時間が長くなった。
夜の星と月も、以前とは違う位置に照っていると彼らは述べている。