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自然の風景」を見るだけで実際に痛みに関連する脳活動が減少することが判明
2025年04月06
https://gigazine.net/news/20250406-looking-nature-images-reduce-pain/
>>これまでの研究から、自然の中で過ごすことで脳活動に変化が生じたり、幸福度が増加したり、慢性疾患のリスクが下がったりするなど、自然にはさまざまな健康効果があることがわかっています。被験者に痛みを与えながらさまざまな画像を見せた新たな研究では、「自然の風景を描いたデジタル映像を見るだけで痛みが軽減される」という結果が示されました。
中略
>>自然を眺めることで感じる痛みが減るということは、数十年以上前から知られていました。1984年の研究では、「自然の風景を見渡せる部屋」に入院した患者は「レンガ造りの壁に面した部屋」に入院した患者と比較して入院期間が短く、鎮痛剤の使用量も少ないことが報告されています。
中略
>>被験者に電気ショックによる痛みを与えつつ、機能的磁気共鳴画像(fMRI)を使用して被験者の脳活動を測定するという実験を行いました。
中略
>>実験では49人の被験者に対し、左手の甲に一連の電気ショックを与えながら、プロのグラフィックデザイナーが制作した「Nature(自然)」「Urban(都市)」「Indoor(室内)」の3種類の映像を見せました。映像には湖の波紋や葉の揺れ、雲や太陽の動きなどのアニメーションが含まれていたほか、見える風景に応じた環境音が用意されていました。たとえば自然の風景では水の音や鳥の鳴き声、都市の風景では車の音や工事の音、室内の風景ではコンピューターやファンの音などが流れたとのこと。
中略
>>また、被験者の脳をfMRIで分析した結果、痛みを引き起こす刺激を感知する侵害受容に関連する脳活動が、自然の映像を見ている被験者の脳で減少することも判明しました。この結果は、自然を見た時に痛みが減少する現象が単なる気のせいではなく、実際に脳活動の変化として生じていることを示しています。