生命内部に量子信号を発見、細胞が光で情報を伝えていた!
2025-04-10
https://karapaia.com/archives/501113.html
>> 人間の脳や細胞、さらには細菌や植物まで、生物が「量子力学」の仕組みを使って、光で超高速の情報伝達をしていることが、アメリカの研究チームによって明らかになった。
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>> コンピュータの中の小さな電子や、太陽の光を作る反応も、すべてこの量子力学で説明されている。
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>> アメリカ・ハワード大学の理論物理学者フィリップ・クリアン博士と、その研究所「量子生物学研究所(QBL)」のチームが発表したのは、まさにその生命と量子力学のつながりだった。
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>>トリプトファン」というアミノ酸
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>>トリプトファンには、紫外線を吸収し、それより弱い光に変えて放つことができる特別な性質がある。
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>>トリプトファンが細胞の中で集まって「ネットワーク」を作っていることを確認した。
>> たとえば「微小管(ミクロチューブル)」や「アミロイド線維(せんい)」など、細胞の形をつくる構造にトリプトファンがたくさん集まっている。
>> そこでは、光が一斉に、しかも協力し合って放たれる“超放射”という現象が起きていた。
>> これは、量子力学で説明される特別な現象で、トリプトファンのネットワークを通じて信号のように光が走るというものだ。
>> この光の信号は、なんと「ピコ秒(1兆分の1秒)」という速さで伝わる。これは、私たちの脳が電気で信号を送るスピードよりも、何十億倍も速いことになる。
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>>リプトファンが光を吸収して放つしくみには、もう一つ重要な役割がある。それは、細胞を「酸化ストレス」から守ることだ。
>> 酸化ストレスとは、体内で生まれる有害な活性酸素によって細胞がダメージを受ける状態のこと。これが進むと、アルツハイマー病などの脳の病気にもつながる。
>> しかし、トリプトファンはこの有害な紫外線を吸収し、やさしい光に変えて放出することができる。
>> つまり、トリプトファンは量子信号として情報を伝えるだけでなく、体の中で有害な光を和らげる“守りの役目”も果たしているのだ。
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>>これまで、細胞の中で行われる「計算」や「情報のやりとり」は、イオンの流れや電気信号など、ゆっくりとした方法だけだと思われてきた。けれど最近の研究で、たんぱく質の中にある小さな光を出すしくみ(量子信号)が、実はとても速くはたらいていることがわかってきた。