精神科における抗パーキンソン薬の使い方がおかしい
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だから、エビリファイを16mgで錐体外路症状が出たならば、まずは少し減量し、患者の幻覚・妄想の変化を慎重にみて、さらに錐体外路症状も見る。これが筋だろう。次にようやく、エビリファイを増量という選択肢もあり得るかもしれないが、そのうえでも、12rや16rと比べて30rの処方で幻覚・妄想が変わらないとするなら、少量でとどめておくべきだ。

そこに、抗パ剤をそえても抗精神病薬の邪魔をするだけで(あ、あと診療報酬か)患者にはなんら利益をうまない。


このような発想で抗パ剤がいつも選択肢にある以上、まともな治療とは言えないだろう。


抗パ剤は、長期使用で幻覚などを出現させ、興奮・混乱などを招きやすい。そして、精神症状に悪影響を与えるだけでなく、抗コリン作用を強くもつものもあることから様々な身体症状を出現させやすくなる。結果、内科的な薬も多剤処方となり、実はこれが精神症状を悪化させる副作用をもつものであったりして、さらに抗精神病薬等が追加になり・・・と、気がつけば、パフパフと粉に粒が入り混じり飴食い競争のような処方ができあがる。