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今回の研究の出発点は「精神疾患をもつ人は細胞レベルの老化が速い」という問題意識でした。
テロメアとは、染色体の端にある“キャップ”のような構造で、よく靴ひもの先端に付いたプラスチックに例えられます。
細胞が分裂するたびに短くなっていくため、テロメアの短縮は「生物学的な老化」を反映する指標として広く研究されています。
ところが、統合失調症や双極性障害、うつ病などを抱える人では、このテロメアの短縮が一般人口より速い可能性があることが、近年の研究で指摘されてきました。