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このメカニズムの異常は、自己免疫疾患や神経変性疾患にまで顔を出し始めています。
「不良設計図のmRNA」が処刑を免れて細胞内に残り続けると、そこから余計なタンパク質が過剰に作られ、免疫系が自分の細胞を攻撃する引き金になったり、神経細胞の中に異常なタンパク質が蓄積して神経を壊してしまったりすると考えられるからです。
つまりDHX29は、一つの病気の原因というよりも、多くの難病を横断する「共通の急所」の有力な候補として浮上したわけです。