きわめて稀な「月経精神病」の症例を10代女性で確認
公開日2025.10.28 07:00:19 TUESDAY
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/187083
東京都立小児総合医療センター(TMCMC)のチームは、これまで医学文献でも100例に満たないとされる「月経精神病(menstrual psychosis)」を日本の10代女性で確認し、専門誌で詳しく報告しました。
研究の詳細は2025年10月21日付で学術誌『Psychiatry and Clinical Neurosciences Reports』に掲載されています。
月経が来るたび現れる謎の精神症状
「誰かに見られている気がする」「周りの会話が自分のことに思えて仕方ない」
そんな不安や恐怖、さらには実際に“クラスメイトの声が聞こえる”という幻聴まで――。
症例の10代女性は、それまで精神的な問題も家族の病歴もなかったにもかかわらず、16歳ごろからこのような強い精神症状に悩まされ始めました。
はじめは統合失調症と診断され、一般的な抗精神病薬が投与されています。
しかし症状は改善しませんでした。転院後、医療チームは入院下で慎重に観察を重ねました。
すると、驚くべき「周期性」が明らかになりました。
入院中、月経前になると必ず不安や落ち着かなさが現れ、やがて「声や音が頭の中に入ってくる」といった幻聴・妄想がピークに達したのです。
しかし月経が始まって4日ほどで、うそのようにすべての症状が消えることがわかりました。
この現象は翌月も、またその次の月も、周期的に繰り返されました。
症状の現れ方も「考えが電話中に漏れ出している」「自分の思考が他人に伝わっている気がする」など、ときに本人を強く苦しめるものでした。
抗精神病薬の増量や治療法の変更も効果がなく、「月経周期と精神症状の一致」という、極めて特異なパターンだけがはっきりと現れていました。
印刷できる人工ニューロンが生きた脳細胞との直接対話に成功 [すらいむ★]
43名無しのひみつ
2026/04/18(土) 07:43:53.31ID:s9x2anAhレスを投稿する