◇統合失調症脳波で診断可能

統合失調症の認知障害の原因に新説: 脳の電気信号の伝わり方が遅いことで症状発現
生理学研究所
2009/07/01
www.nips.ac.jp/release/2009/07/post_10.html
通常、脳の中でやりとりされる電気信号は、神経細胞の突起を1秒間に50mというスピードで伝わっていきます。これによって、遅延なく情報をやりとりすることができ、「走る」「痛みを感じる」などの運動や知覚に加え、「考える」「記憶する」といった脳の高次な認知機能が保たれています。このスピードは、神経細胞の突起を取り囲むグリア細胞(オリゴデンドロサイトと呼ばれる細胞)を”飛び越えるように”電気信号が伝わっていくことによります。これは、「跳躍伝導」と呼ばれている現象です (図1参照
今回、研究グループは、オリゴデンドロサイトの遺伝子(PLP1)にだけ異常があるマウスを用いて研究を行ったところ、「脱髄」は全く観察されないにもかかわらず電気信号の伝わるスピードが半減しており、電子顕微鏡観察ではじめて分かるオリゴデンドロサイトの軽微な異常を見つけました(図2参照)。これによって、運動や痛みに対する応答は正常であるのに、マウスの認知機能が低下し、統合失調症と同じような行動異常(とくに認知障害)を示すことを明らかにしました(図3参照)

↨上記があるから下記が起きるんだ↨

精神疾患を持つ人は自分と他人が触った感覚をうまく区別できない (2/2)
公開日2025.11.09 12:00:41 SUNDAY
nazology.kusuguru.co.jp/archives/187631
まず脳画像では、健康な人に比べて患者は自分で触れたときの右上側頭回(Superior Temporal Gyrus)の反応が強い傾向を示しました。
本来は自分由来の感覚で反応が弱まる場面ですが、患者ではその抑えが弱い傾向が見られた形です。
さらに脊髄レベルでも違いが確認されました。
健康な人では「自分で触る」と「他人に触られる」で信号の到達タイミングに差が出ますが、患者ではこの差が小さくなる傾向がありました。
つまり「自分で触っている」という区別が、脳に届く前の脊髄の段階から弱まりやすいことが示唆されます。
これらの指標の一部は、全体の症状の強さと関連する傾向があり、また、こうした感覚処理のずれは、感情の鈍さや意欲の低下といった「陰性症状」と呼ばれる特徴の強さとも関係している傾向がありました。
その結果、自分の声が他人の声に聞こえる、誰かに体を操られているように感じるといった誤認が生じやすくなり、これが幻聴や幻覚などの症状が、統合失調症などの患者で見られる原因になっていると考えられます。

↨上記が生じているから下記にノイヅが混じるんだ↨

統合失調症患者が「思考」と「外部の音」を区別できなくなるメカニズム
公開日2024.10.10 00:00:00 THURSDAY
nazology.kusuguru.co.jp/archives/163195
存在しない声が聞こえる幻聴
幻聴を経験している統合失調症患者の脳は、脳信号の乱れにより、脳内の思考や雑音を外部の声と区別できない状態にある
まず統合失調症患者である2つのグループでは、幻聴の有無に関わらず、「自分の声を抑制する機能」が低下していると分かりました。
加えて、「幻聴あり」グループだけが、脳内に残る「命令のコピー」にノイズが入り、必要以上に強調されてしまうと判明しました。
しかし、「幻聴あり」グループでは、特定の声を発しようとしていない時でもこの機能が過剰に活性化しており、脳内で無秩序な「雑音」が発生していました。

↨脳波は変化し無い↨

【脳波を使った生体認証】
金沢工業大学の研究グループが画像刺激を用いた個人認証で98%の認証精度を実現。指紋認証や虹彩認証に替わるセキュリティーの高い次世代個人認証方式として期待
2018/8/1
www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2018/0718_EEG_Biometric_Authentication.html