人間用のプログラム言語は、冗長だし、歴史的経緯などがあり、必ずしも最良のものではない。
だからそのうちAIが自分たちが使うためのより効率的で理論的で合理的で抽象度の高い一種の
言語を開発してそれを使うように勝手に進化するかもしれない。そうなると人間はそれを理解
できなくなる可能性がある。2026年5月バージョン、7月バージョン、9月バージョンという具合
にどんどんと仕様や記述法が変わっていき、人間は追いつけなくなる。そうして書かれている
システムが正しいかどうかを理解するには量が莫大過ぎて全体を細部まで把握できなくなるか
もしれない。理解がマシンの速度に追いつけない。そうなると丸投げに近い状況になり、人間
の監査は危ういことになるだろう。最適化を追求した結果、人類の存在を廃止することに決め
られてしまっていても、それを知ったのは発動した後だったみたいなことにもなりかねない。