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脳の奥深くにある「海馬」と呼ばれる小さな器官でした。
タツノオトシゴのような形をしていて、左右にひとつずつあります。
役割を一言で言えば、脳内の「記録係」のような存在です。
今日あった出来事を整理し、長期の記憶として保存する仕事を担っています。
最近の研究では、それだけでなく、言葉の文脈を読み取る働きにも関わっていることが分かってきました。
ただし海馬は、耳から入った音の信号が届くまでにかなり遠回りする、いわば脳の「奥座敷」のような場所にあります。