薬物使用者の可能性が高い

「食べると小人が見える」中国の幻覚キノコ、未知の幻覚成分だった
公開日2026.06.21 17:00:28 SUNDAY
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/196739
地元の病院の記録によると、このキノコで幻覚を見た患者の96%が、周囲で小さな人が踊ったり行進したりしているのを見たと訴えていることが報告されています。
また現地の大学教授がこのキノコを食べた際の詳しい報告をしています。彼はテーブルクロスの下に小さな人々が軍隊のように整列して行進している様子を見たと語っており、さらにその身長を測ってみたら2cmだったと具体的に報告しています。
このような小人が見える幻覚症状は、医学的に多くの報告があり、ガリバー旅行記のエピソードにちなんで「リリパット幻視(Lilliputian Hallucinations)」と呼ばれています。
そして今回の研究チームが、この「リリパット幻視」ついて過去の報告を調べたところ、中国だけでなく、世界各地で小人の幻覚を見るキノコが報告されているとわかったのです。
歴史を遡ると、1934年にパプアニューギニアの山岳地帯を調査していた人類学者らの記録が見つかります。そこでは、野生キノコを食べた現地人が「顔の周りに小さな人が見える」と騒いでいた現象が記録されています。
さらにフィリピンの原生林に暮らす先住民の間でも、小さな人が見える野生キノコの存在が伝えられています。
マジックマッシュルームに含まれる幻覚成分シロシビンは、脳の視覚処理における意味づけの働きを変化させるため、色や模様を鮮やかに感じたり、逆に形がゆがんで見えたり、物に深い意味を感じたり、そこにいない人の存在を感じるなどの体験が報告されています。
ただ、このような一般的な幻覚体験では、本人の記憶、経験、宗教、文化的イメージに影響されるとされており、幻覚の内容は抽象的で固定されたイメージはありません。