多細胞生物の起源は「遺伝子」より「物理」だった――「非対称開始仮説」が提唱

 アメリカのカリフォルニア工科大学(Caltech)とユタ大学の研究者らが発表した論文によって、単細胞から多細胞へ生物が進化したキッカケとして「単純な物理」が働いたとする新仮説「非対称開始仮説」が提唱されました。

 この仮説が正しければ、「単細胞があつまって多細胞生物になった」という話や「生き物の設計図はすべてDNAに書いてある」というよく聞く話に「物理」という思ってもみなかった要素が入り込むことになります。

 著者らも生物の体の自己組織化は「生物学的複雑性の副産物ではなく、物理的な不可避性から生じる基本原理である」と述べています。

 一見すると、あり得なさそうな珍説に思えますが、古細菌の実験結果をはじめ、複数の研究から得られた証拠がこの見方を支持しています。

 研究内容の詳細は2026年6月1日、一流の学術誌として知られる『Nature Biotechnology』にて発表されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2026.06.11 17:00:52
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/196300