ナルシストやサイコパス傾向が高い人の脳に“共通する特徴”を発見

 「あの人は自分の話ばかりする」「人の気持ちがわからない」――日常では、そんな相手を「ナルシストっぽい」「サイコパスっぽい」と言ったりすることがあります。

 心理学では、実際これらは共通した反社会的な傾向を含む性格特性として研究されており、ナルシシズムは自分を特別視しやすい傾向、マキャベリズムは目的のために他人を操作しようとする傾向、サイコパシーは冷淡さや衝動性、罪悪感の薄さなどに関わる傾向があるとされています。

 そして、これら3つの性格特性はいずれも「他者への冷淡さ」や「自分の利益・評価を優先しやすい」といった共通の反社会的な傾向を含むため、合わせて「ダークトライアド(Dark Triad:暗い性格特性)」と呼ばれます。

 ただ、この3つはどこまで共通するのか、また脳構造の面でも共通点と違いが見られるのかは、まだ十分に分かっていません。

 そこでドイツ・ハイデルベルク大学(University of Heidelberg)医学部・大学病院のEmilia L. Mielke氏らの研究チームは、この疑問を脳構造の側から調べました。

 その結果、ダークトライアド傾向が高い男性では、低い男性と比べて、いくつかの脳領域で灰白質の体積に違いが見られたのです。
 これは私たちが性格として見ているふるまいの一部は、脳の構造とも関係している可能性を示しています。

 研究の詳細は、2026年4月6日付けで科学雑誌『Journal of Neural Transmission』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2026.06.14 22:00:37
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/196369