太陽に最も近い恒星であるプロキシマ・ケンタウリでさえ、地球から約4.3光年も離れています。
これは距離にして約40兆キロメートルです。
太陽と地球の距離の26万8000倍にもなります。
私たちの感覚では「隣の星」と呼びたくなる場所でさえ、実際には想像を超えるほど遠いのです。
現在、人類が作った最速級の探査機であるパーカー・ソーラー・プローブは、最高速度で秒速およそ191キロメートルに達します。
これは非常に速いように聞こえますが、光速のわずか0.064%ほどです。
この速度でプロキシマ・ケンタウリを目指した場合、到着までに約6650年かかります。
つまり、今の人類の技術では、もっとも近い恒星系に向かうだけでも、文明の歴史に匹敵する時間が必要になるのです。