AIを使う人は急増、社会への恩恵を信じる人は16%:最新調査が明かす「使用と信頼の乖離」
2026年6月20日
https://xenospectrum.com/ai-usage-trust-gap-pew-2026/
2年前、米国成人でAIチャットボットを使っていたのは3人に1人(33%)だった。2026年現在、その数字は2人に1人(49%)に跳ね上がった。だが同じ調査で、「AIが今後20年で社会にポジティブな影響をもたらす」と答えたのはわずか16%にとどまった。普及と不信が同時に進行している。
18〜29歳のチャットボット使用率は66%(2024年55%から+11ポイント)で全年齢層のトップだ。毎日使う割合も31%と高く、情報検索(54%)、業務タスク(41%)、画像・動画作成(34%)に加え、感情サポートや悩み相談(20%)、孤独感の解消(7%)という個人的な用途でも積極的に活用している。
ところが同じ世代が、AIの社会的影響については最も否定的な評価を下している。「今後20年でAIが社会にネガティブな影響を与える」と答えたのは48%で、ポジティブと答えた14%の3倍以上だ。個人への影響も同様で、ネガティブ37%に対しポジティブは20%にとどまる。
30〜49歳ではチャットボット使用率が61%(2024年41%から+20ポイントと最大の増加)に達しつつも、ネガティブ評価は39%。50〜64歳は使用率42%・ネガティブ38%、65歳以上は使用率23%・ネガティブ35%と「わからない」が21%に達する。全年齢層で「ネガティブ > ポジティブ」という構図は変わらないが、若い世代ほど使用頻度が高く、かつ懐疑度も高いという傾向が際立っている。