光で水素を生む「人工光合成」にブレイクスルー、効率3倍の電極を低コストで製造

 化石燃料に依存しないエネルギーシステムの構築は、21世紀の最重要課題である。
 その切り札として長年研究されてきたのが、太陽光エネルギーを使って水や二酸化炭素から有用な化学物質を合成する「人工光合成」だ。
 しかし、光エネルギーを化学反応に変換するデバイスの製造には、環境負荷の高い溶媒や莫大な電力を消費する真空装置が欠かせないという矛盾があった。
 今回、東北大学と北海道大学の研究チームは、水を極限状態に置く「超臨界水熱合成」と、樹脂スタンプで溶媒を吸い取る「プッシュコート法」を組み合わせ、大きさを均一に揃えた酸化ニッケルのナノ結晶からなる還元反応用半導体電極(光カソード)の新しい製造プロセスを確立した。
 これにより、製造の環境負荷を大幅に抑えつつ、光電流変換効率を従来比で約3倍に引き上げることに成功している。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

xenospectrum 2026年6月30日
https://xenospectrum.com/supercritical-synthesis-push-coating-nio-photocathode//