なお、アダマラ氏らは研究論文を生命科学分野の学術誌・Cellに掲載しようとしたものの、査読者からこれは生物学の論文ではないと拒否されたそうです。そのため、アダマラ氏らはプレプリントサーバーのbioRxivにアップロードする前に論文を報道関係者に送付し、その後オンラインで公開しました。これは異例のやり方であると指摘されていますが、中にはアダマラ氏の発表方法を高く評価する科学者もいます。

SpudCellはさまざまな実験に応用することが可能であり、将来的にはバイオ燃料や医薬品などの新しい材料を作り出すために役立つ可能性があります。アダマラ氏らはさまざまな研究グループを連携し、研究を加速させることを目的として、Bioticという公益研究機関を設立しました。アダマラ氏とBioticを共同設立したスタンフォード大学の合成生物学者ドリュー・エンディ