先に魅力的な就職先を作れば、それを目指して進学もするし学びもしよう。
しかし、博士をとっても1年とか3年の任期付きの使い棄ての職があり、
その次もまた3年とか5年の任期で使い捨ての職があり、の繰り返しの道
しかない。しかも任期がついていても対して好待遇でもなんでもない
低賃金の職しか無く、民間に勤める方がマシだしむしろ博士を持って
いると民間には就職が困難になるという現実があるから、みな修士
程度で民間の職に就いてしまう。それを悪いなどとは言えないだろう。
誰もが自分の生活や人生が掛かっているのを、役所の机上の空論、
下で働く兵隊アリが欲しい大学等の研究者の願望だけを聞いて
そんな制度を始めたら、既存の博士の価値ですら暴落する。
海外的にも、日本の博士号所有者は程度が低いと認識が深まり、
博士号のブランドとしての価値は暴落する。
魅力的で堅実な職を用意せずに人を沢山集めて置いて、
競争の名の下に不毛な戦いを敷いたり、研究予算も
満足には宛がわないのなら、人材の無駄でしかない。
出ても大方の人間は職が無く、一時の仮の職について
も任期切れでその道を断念するとなると、積み上げた
知識や経験は単に無駄になる。それなら最初から土方
にでもなって金を取れる仕事に就いた方がマシだった
かもしれないと後で思うようになる。少し才能のある
人間に耐乏期間を長く持たせて、少子化もするし、未
婚者続出だろう。職についても不安定な任期付きでは、
住所もふらふら変わらざるを得なかったりして、住宅
も買えなかったり、離婚を繰り返すことにもなりかね
ない。