ニュートリノは電子の仲間である素粒子のレプトン(軽粒子)に分類され、電荷を持たず、強い力の影響も受けないため、物質とは主に弱い力でしか相互作用しない(重力の影響は通常無視できるほど極めて小さい)。また、弱い力の作用距離が極めて短く、加えてニュートリノ自身の相互作用断面積(反応確率)も非常に小さいため、原子核や電子のすぐ近くを通過しても反応する確率は極めて低く、大半は物質をそのまま通り抜けてしまうという特徴を持つ。そのため、ニュートリノは「幽霊粒子」などとも呼ばれているのである。