約180万年前に現生人類の系統から分岐した「超古期人類(スーパー・アーカイック)」のゴーストDNAは、現代人の免疫システムの強化や脂質・脂肪の代謝機能に影響を与えているようです。
そればかりではなく、脳の言語関連にも関与しているようです。今回の研究から、FOXP2 遺伝子の周辺領域などからも、超古代人類のDNAが検出されたからです。

従来は、ヒトの言語能力はエナールら(2002)が提唱した20万年前頃に獲得したのではないかという説があったのです。
ところが、180万年前にこの遺伝子が、現生人類と同じようになっていたということになります。
これは、ディラーとカン(2009)の仮説を裏付けるものです。ホモ・エレクトス出現直後の180万〜190万年前から人類は言葉を話せたようです。