>>5 続き

>>揺れを起こした張本人であるペアは、その揺れを引きずったまま存在することになるのです。
>>いわば、震えをまとった粒であり、その粒は、光の跳ね返り方にちゃんと自分の痕跡を残していました。
>>ペアそのものによる信号のすぐそばに、見慣れない信号が並んで現れていたのです。
>>震えをまとった粒(ウィグナーポーラロン)の信号でした。
>>決定的だったのは、この2つの信号のずれ幅です。
>>ずれ幅は、結晶がどれくらい細かく震えているかによって決まります。
>>>つまり跳ね返ってきた光を測るだけで、触れることすらできなかった結晶内部の震え方が読み取れてしまうのです。