>>大型の核衝突実験によってQGPの研究が数十年にわたって行われてきた現在、物理学者たちはこの奇妙な物質状態の限界を探ろうとしている。特に、衝突の規模をどこまで小さくしても、粒子の集まりが液滴のような流体として振る舞う様子を観察できるのかを調べているのだ。

>>学術誌『Physical Review Letters』に8月に掲載された論文によると、CERNと国際研究チームは、酸素16とネオン20の原子核を使ってQGPの生成に成功した。酸素16とネオン20の原子核は、これまでQGPの生成に使われてきた鉛の原子核よりもはるかに軽く、その質量はいずれも鉛の原子核の10分の1にも満たない。