>>27-29から見て人間の意識のある場所を特定するには下記の論文が参考に成るのかな

サイロシビンが脳をより「いま、ここ」に向ける可能性:研究結果
サイケデリックスは、現実とのつながりが希薄になる体験と結びつけて語られることが多い。しかし、サイロシビンの摂取時には、体験していることに対応する脳活動のパターンがより明確に表れる可能性が、新たな研究で示された。
2026.09.08
https://wired.jp/article/psilocybin-might-make-your-brain-live-in-the-moment/
サイケデリック体験中は、脳の通常の活動パターンが崩れる──科学者たちはこれまで、一般的にそう考えてきた。
実際、いくつかの研究では、サイロシビン(シロシビン)など、マジックマッシュルームに含まれるサイケデリック物質を摂取すると、ニューロン間を行き交う信号がより多様になり、予測しにくくなることが示されている。脳の灰白質(ニューロンの細胞体が多く存在する領域)におけるこのエントロピーの増大が、サイケデリック体験で生じる奇妙で予測不能な、そしてしばしば強く記憶に残る体験の根底にあるのかもしれない。
しかし、サイロシビンの急性作用を調べた大規模な脳画像研究で、研究者たちは、一見するとカオスに見える脳活動のなかに、隠れた秩序を見出した。8月、『Nature』に掲載されたその結果は、サイロシビンが脳内の境界の一部を曖昧にする一方で、その瞬間に体験していることに対応する脳活動のパターンが、より明確になることを示している。

カオスのなかの秩序
研究チームは、脳活動を測定する2つの手法、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)と脳波検査(EEG)を用いて、脳の332の領域における神経活動の刻々とした変化を追跡した。研究に参加したのは、サイケデリックスを使用した経験のない62人だ。参加者たちはカプセルで19mgのサイロシビンを摂取した後、安静にしたり、瞑想したり、音楽を聴いたり、映画を観たりした。
研究チームは人工知能(AI)の力を借り、参加者が行なっていた活動ごとに、脳内に現れるパターンを特定した。しかし驚くべきことに、サイロシビンの体験が強烈であるほど、そうした脳活動のパターンはより明確になった。つまり、予測不能さを増していくサイケデリック体験のなかでも、それぞれの状況が脳により明確な痕跡を残していたのだ。