2026年9月12日

大学ジャーナルオンライン編集部

 東京理科大学などの国際共同研究グループ※は、アトピー性皮膚炎などの局所的な皮膚の炎症が、食物アレルギーや喘息、さらには致死的な全身性アナフィラキシーへと進行する「アトピーマーチ」の根底にある細胞・分子メカニズムを解明した。

 アトピーマーチは、小児時にアトピー性皮膚炎を発端に食物アレルギーやアナフィラキシーなど全身性アレルギーへと進展するもので、そのメカニズムは長らく不明だった。

 研究グループはまずマウスモデルを用いた実験を行った。その結果、アトピーマーチにおいては、2型サイトカイン「IL-13」がB細胞やT細胞ではなく、
特定の樹状細胞(2型古典的樹状細胞:cDC2)に作用して抗原提示能を著しく向上(ライセンス化)させ、アレルゲンに高親和性のIgE抗体の産生を誘導することで、全身性アナフィラキシーへ至ることを発見した。

https://univ-journal.jp/1001719/

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※他に、京都大学、慶應義塾大学、千葉大学、鹿児島大学、理化学研究所、米国Benaroya Research Institute、アラバマ大学、アイカーン医科大学マウントサイナイ、ワシントン大学セントルイス校