ヒト脳オルガノイドを移植、機能 遺伝子操作の生体マウスに―米大学
ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を脳神経細胞の集団に変え、遺伝子操作で大脳新皮質や記憶を担う海馬をできなくしたマウス新生児の大脳に移植したところ、一緒に成長して機能するようになったと、米スタンフォード大の研究チームが16日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
(以下略、続きはソースでご確認ください)
時事通信 2026年09月17日00時03分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026091700002
ヒト脳オルガノイドを移植、機能 遺伝子操作の生体マウスに―米大学 [すらいむ★]
1すらいむ ★
2026/09/17(木) 22:42:01.74ID:ikrnfcNa2名無しのひみつ
2026/09/17(木) 23:21:40.43ID:pmVKOLDy シテ…コロシテ…
3名無しのひみつ
2026/09/18(金) 03:36:58.06ID:VzIMGFbb もうどの国もヒトとしての一線を越えることに躊躇しなくなったな
4名無しのひみつ
2026/09/18(金) 03:53:41.07ID:3cRHceXU >> ヒトのiPS細胞や胚性幹細胞(ES細胞)からは、実験容器内でミニサイズの脳や心臓、肝臓、腸などの疑似的臓器をつくることができ、「オルガノイド」と総称される。難病解明や新薬候補の試験に利用されるが、血管を形成できないため、血液による酸素や栄養の供給が困難な上、他の組織と連携する機能を調べられない短所がある。
5名無しのひみつ
2026/09/18(金) 03:54:22.20ID:3cRHceXU >> 研究チームは2022年、ヒトの脳オルガノイドをラット新生児の大脳に移植する実験を行ったと発表。ある程度は一緒に成長して機能したが、ラット側の脳の成長スピードがヒト側より速いため、利用価値が限られる結果となった。このため、ヒトの脳オルガノイドが成長するスペースを確保する目的で、大脳新皮質などがほとんどできないマウス新生児を生み出して移植した。
6名無しのひみつ
2026/09/18(金) 03:55:17.33ID:3cRHceXU 全ての精神病の状態が100%解明されるのではないのか
7名無しのひみつ
2026/09/18(金) 04:12:06.03ID:3cRHceXU >>1と下記の実験の組み合わせ背でADHDの脳の構造が100%解明できるのではないのか
【ナゾロジー】ADHDの発症メカニズムの一端を解明、「薬が効かない人」への治療の手がかりに [すらいむ★]
2026/09/17
https://egg.5ch.io/test/read.cgi/scienceplus/1789652126/
【ナゾロジー】ADHDの発症メカニズムの一端を解明、「薬が効かない人」への治療の手がかりに [すらいむ★]
2026/09/17
https://egg.5ch.io/test/read.cgi/scienceplus/1789652126/
8名無しのひみつ
2026/09/18(金) 04:13:58.56ID:3cRHceXU >>1と同じ内容ですがどのくらい脳を変化させれ鷹は下記の記事の方が詳しく記載されている
マウスの頭蓋内に人間のミニ脳を移植、スタンフォード大が挑んだ異種皮質モデルの現在
大脳皮質の大半を欠く遺伝子改変マウスにヒト脳オルガノイドを移植し、皮質領域の90%以上を再構成した研究がNature誌に発表された。血管新生や特異な神経細胞の出現が確認された一方、組織の未熟さや行動改善の因果関係には慎重な検証が求められている。
2026年9月17日
https://xenospectrum.com/xenocortical-mice-human-brain-organoids-nature-study/
マウスの頭蓋内に人間のミニ脳を移植、スタンフォード大が挑んだ異種皮質モデルの現在
大脳皮質の大半を欠く遺伝子改変マウスにヒト脳オルガノイドを移植し、皮質領域の90%以上を再構成した研究がNature誌に発表された。血管新生や特異な神経細胞の出現が確認された一方、組織の未熟さや行動改善の因果関係には慎重な検証が求められている。
2026年9月17日
https://xenospectrum.com/xenocortical-mice-human-brain-organoids-nature-study/
9名無しのひみつ
2026/09/18(金) 04:18:36.11ID:3cRHceXU 「時の経過」を記憶する人間のミニ脳。分解して混ぜると時間のワープが起きた
公開: 2026-09-09 20:30
https://karapaia.com/archives/626847.html
実験室で培養した様々なヒト脳オルガノイド(ミニ脳)Image credit:(Irene Faravelli and Noelia Antón Bolaños
人間の脳は頭蓋骨に守られているため、生後の成長過程を直接観察することは難しい。そこで米ハーバード大学の研究チームは、実験室で幹細胞から人間の脳オルガノイド(ミニ脳)を培養し、5年を超えて生かし続けることに成功した。
さらに、若い細胞と古い細胞を分解して混ぜ合わせる実験を行ったところ、古い細胞は自身が過ごした時間を記憶しており、成長段階をスキップして急速に発達する「時間のワープ」を引き起こした。
細胞そのものが時間を測る時計を持ち、過去の経過を刻み込んでいることが明らかになったのだ。
この研究成果は『Nature』誌(2026年8月19日付)に掲載された。
人間の脳はおよそ860
公開: 2026-09-09 20:30
https://karapaia.com/archives/626847.html
実験室で培養した様々なヒト脳オルガノイド(ミニ脳)Image credit:(Irene Faravelli and Noelia Antón Bolaños
人間の脳は頭蓋骨に守られているため、生後の成長過程を直接観察することは難しい。そこで米ハーバード大学の研究チームは、実験室で幹細胞から人間の脳オルガノイド(ミニ脳)を培養し、5年を超えて生かし続けることに成功した。
さらに、若い細胞と古い細胞を分解して混ぜ合わせる実験を行ったところ、古い細胞は自身が過ごした時間を記憶しており、成長段階をスキップして急速に発達する「時間のワープ」を引き起こした。
細胞そのものが時間を測る時計を持ち、過去の経過を刻み込んでいることが明らかになったのだ。
この研究成果は『Nature』誌(2026年8月19日付)に掲載された。
人間の脳はおよそ860
10名無しのひみつ
2026/09/18(金) 04:20:05.76ID:3cRHceXU >>9 続き
億個の神経細胞(ニューロン)で構成され、成熟するまでに20年近い歳月を必
要とする。
脳は硬い頭蓋骨に守られているため、生後の脳がどのように育っていくのかを細胞レベルで観察することはこれまでできなかった。
そこで科学者たちは、人間の幹細胞から「脳オルガノイド」と呼ばれるミニ脳を作り、実験室で研究を進めてきた。
しかし従来の培養方法では数ヶ月で神経細胞が死んでしまい、胎児期の初期段階しか観察できないという壁があった。
今回、ハーバード大学のパオラ・アルロッタ教授らは、神経細胞が自発的に電気信号を出す「発火」に注目した。
神経細胞も筋肉と同じで、使われないと衰えてしまう。
チームは自発的な発火を維持できる特殊な培養液を用い、ミニ脳を5年を超えて健康な状態に保つことに成功した。
これまでの最長記録は694日だったので、3倍近い長さになる。研究室には7年に達したミニ脳も残っている。
億個の神経細胞(ニューロン)で構成され、成熟するまでに20年近い歳月を必
要とする。
脳は硬い頭蓋骨に守られているため、生後の脳がどのように育っていくのかを細胞レベルで観察することはこれまでできなかった。
そこで科学者たちは、人間の幹細胞から「脳オルガノイド」と呼ばれるミニ脳を作り、実験室で研究を進めてきた。
しかし従来の培養方法では数ヶ月で神経細胞が死んでしまい、胎児期の初期段階しか観察できないという壁があった。
今回、ハーバード大学のパオラ・アルロッタ教授らは、神経細胞が自発的に電気信号を出す「発火」に注目した。
神経細胞も筋肉と同じで、使われないと衰えてしまう。
チームは自発的な発火を維持できる特殊な培養液を用い、ミニ脳を5年を超えて健康な状態に保つことに成功した。
これまでの最長記録は694日だったので、3倍近い長さになる。研究室には7年に達したミニ脳も残っている。
11名無しのひみつ
2026/09/18(金) 04:21:13.38ID:3cRHceXU >>10 続き
培養されたミニ脳の時間に伴う変化。Image credit:Faravelli et al., Nature , 2026
ミニ脳は人間とほぼ同じ速さで成長、細胞が時間を記憶
研究チームがDNAの加齢マーカーである「エピジェネティック時計」を使って調べたところ、ミニ脳の細胞は現実の人間とほぼ同じ速さで育っていることが判明した。
神経細胞をサポートするアストロサイトなどの細胞が現れる順番も、実際のヒトの脳と一致していた。
光も感覚への刺激もない培養皿の中で、細胞自身が正確に時間を測り、その記憶を分子レベルで刻み込んでいたのである。
細胞の種類ごとに色分けして染めた脳オルガノイドの断面。Image credit:Faravelli et al., Nature , 2026
成長ステップをスキップする時間のワープ
さらにチームは、細胞が時間を記憶していることを証明するため、年齢の異なる細胞を混ぜ合わせる実験を行った。
9ヶ月から12ヶ月育てた古いミニ脳と、わずか15日しか培養していない若いミニ脳を、細胞単位までバラバラに分解する。
そして両者を一つの塊として再び組み直した。
同じ塊の中にいるため、どちらの細胞も同じ環境からの信号を受けることになる。
若い細胞は予定通り初期段階の細胞を作り始めたが、古い細胞の動きは違っていた。
古い細胞は過去に自分が過ごした時間をしっかりと「記憶」していたのだ。
若い細胞からの信号を受けて新しく神経細胞を作り始めたものの、初期段階には戻らなかった。
★ すでに経験した成長ステップを飛ばし、通常なら2ヶ月以上かかるはずの細胞を、たった2週間で作り出した。
★古い細胞が作ったのは、左右の脳をつなぐ神経細胞である。人間で特に発達した細胞で、生まれる時期が遅く、これまで培養では作ることが難しかった。
未解明だった人間の脳の発達と精神疾患の解明へ
ここでいう細胞の記憶とは、私たちが子供の頃の出来事を思い出すような記憶ではない。
細胞がこれまで歩んできた発達の歴史が、分子レベルに刻み込まれているという意味である。
5年を超えるミニ脳の長期培養と、細胞が持つ時間の記憶の発見は、これまでわからなかった「生後の脳の成長」を解明するための大きな手掛かりとなる。
★神経細胞の成長メカニズムがより詳しくわかれば、自閉症や統合失調症といった精神疾患がどのように発生し進行するのかを解き明かす手がかりになるかもしれない。
未解明だった人間の脳の発達と精神疾患の解明へ
ここでいう細胞の記憶とは、私たちが子供の頃の出来事を思い出すような記憶ではない。
細胞がこれまで歩んできた発達の歴史が、分子レベルに刻み込まれているという意味である。
5年を超えるミニ脳の長期培養と、細胞が持つ時間の記憶の発見は、これまでわからなかった「生後の脳の成長」を解明するための大きな手掛かりとなる。
神経細胞の成長メカニズムがより詳しくわかれば、自閉症や統合失調症といった精神疾患がどのように発生し進行するのかを解き明かす手がかりになるかもしれない。
培養されたミニ脳の時間に伴う変化。Image credit:Faravelli et al., Nature , 2026
ミニ脳は人間とほぼ同じ速さで成長、細胞が時間を記憶
研究チームがDNAの加齢マーカーである「エピジェネティック時計」を使って調べたところ、ミニ脳の細胞は現実の人間とほぼ同じ速さで育っていることが判明した。
神経細胞をサポートするアストロサイトなどの細胞が現れる順番も、実際のヒトの脳と一致していた。
光も感覚への刺激もない培養皿の中で、細胞自身が正確に時間を測り、その記憶を分子レベルで刻み込んでいたのである。
細胞の種類ごとに色分けして染めた脳オルガノイドの断面。Image credit:Faravelli et al., Nature , 2026
成長ステップをスキップする時間のワープ
さらにチームは、細胞が時間を記憶していることを証明するため、年齢の異なる細胞を混ぜ合わせる実験を行った。
9ヶ月から12ヶ月育てた古いミニ脳と、わずか15日しか培養していない若いミニ脳を、細胞単位までバラバラに分解する。
そして両者を一つの塊として再び組み直した。
同じ塊の中にいるため、どちらの細胞も同じ環境からの信号を受けることになる。
若い細胞は予定通り初期段階の細胞を作り始めたが、古い細胞の動きは違っていた。
古い細胞は過去に自分が過ごした時間をしっかりと「記憶」していたのだ。
若い細胞からの信号を受けて新しく神経細胞を作り始めたものの、初期段階には戻らなかった。
★ すでに経験した成長ステップを飛ばし、通常なら2ヶ月以上かかるはずの細胞を、たった2週間で作り出した。
★古い細胞が作ったのは、左右の脳をつなぐ神経細胞である。人間で特に発達した細胞で、生まれる時期が遅く、これまで培養では作ることが難しかった。
未解明だった人間の脳の発達と精神疾患の解明へ
ここでいう細胞の記憶とは、私たちが子供の頃の出来事を思い出すような記憶ではない。
細胞がこれまで歩んできた発達の歴史が、分子レベルに刻み込まれているという意味である。
5年を超えるミニ脳の長期培養と、細胞が持つ時間の記憶の発見は、これまでわからなかった「生後の脳の成長」を解明するための大きな手掛かりとなる。
★神経細胞の成長メカニズムがより詳しくわかれば、自閉症や統合失調症といった精神疾患がどのように発生し進行するのかを解き明かす手がかりになるかもしれない。
未解明だった人間の脳の発達と精神疾患の解明へ
ここでいう細胞の記憶とは、私たちが子供の頃の出来事を思い出すような記憶ではない。
細胞がこれまで歩んできた発達の歴史が、分子レベルに刻み込まれているという意味である。
5年を超えるミニ脳の長期培養と、細胞が持つ時間の記憶の発見は、これまでわからなかった「生後の脳の成長」を解明するための大きな手掛かりとなる。
神経細胞の成長メカニズムがより詳しくわかれば、自閉症や統合失調症といった精神疾患がどのように発生し進行するのかを解き明かす手がかりになるかもしれない。
13名無しのひみつ
2026/09/18(金) 04:24:25.65ID:3cRHceXU 脳を持たない海綿動物の幼生、日没を合図に急速変態するしくみを解明
公開: 2026-09-08 08:00
https://karapaia.com/archives/626830.html
変態途中の海綿動物の幼生。Image credit: Océane Blard、CC BY
脳も神経もない海綿動物の幼生が、周囲の環境変化を読み取り、劇的な姿の変化を成し遂げていることが明らかになった。
オーストラリアのクイーンズランド大学の研究チームは、海の中を自由に泳ぐ海綿動物の幼生が「日没」を合図に変態の準備を始めていることを発見した。
★幼生は暗くなるのを感知すると、変態に必要なDNAをいつでも読み取れる状態に事前に整えておく。この周到な事前準備により、定着場所を見つけた際にわずか30分で固着し、そこから体の作り替えを始められるのである。
この研究成果は『eLife』誌(2026年5月11日付)に掲載された。
公開: 2026-09-08 08:00
https://karapaia.com/archives/626830.html
変態途中の海綿動物の幼生。Image credit: Océane Blard、CC BY
脳も神経もない海綿動物の幼生が、周囲の環境変化を読み取り、劇的な姿の変化を成し遂げていることが明らかになった。
オーストラリアのクイーンズランド大学の研究チームは、海の中を自由に泳ぐ海綿動物の幼生が「日没」を合図に変態の準備を始めていることを発見した。
★幼生は暗くなるのを感知すると、変態に必要なDNAをいつでも読み取れる状態に事前に整えておく。この周到な事前準備により、定着場所を見つけた際にわずか30分で固着し、そこから体の作り替えを始められるのである。
この研究成果は『eLife』誌(2026年5月11日付)に掲載された。
14名無しのひみつ
2026/09/18(金) 04:25:38.28ID:3cRHceXU >>13 続き
海綿動物の幼生が遂げる劇的な変態
★ 海綿動物は、脳も神経も持たない、体のつくりがきわめて単純な動物である。
熱帯の海を中心に世界中のあらゆる海に生息し、淡水にすむ種もいる。
大きさは数mmのものから、南極海にすむ樽のような形の種のように1mを超えるものまで多種多様だ。
特殊な細胞が集まってできているだけの非常に単純な生き物でありながら、成長の過程で非常に複雑なプロセスを遂げる。
生まれたばかりの幼生は海の中を自由に泳ぎ回るが、成体になると、岩や貝殻などに張り付いたままの固着して動かないスポンジ状の姿へと変えるのだ。
これは毛虫が空を飛ぶ蝶になる変態とは逆のパターンのようなものである。
クイーンズランド大学の研究チームは何年にもわたり海綿動物の一種、ホソエダカニノテ(Amphiroa fragilissima)の劇的な変態(動物の成長過程において形態が短期間に著しく変化すること)について調査を続けてきた。
その結果、定着して永遠の住み家とする場所を選ぶ際、環境からの手がかりが重要な役割を果たしていることを発見した。
海綿動物の幼生が遂げる劇的な変態
★ 海綿動物は、脳も神経も持たない、体のつくりがきわめて単純な動物である。
熱帯の海を中心に世界中のあらゆる海に生息し、淡水にすむ種もいる。
大きさは数mmのものから、南極海にすむ樽のような形の種のように1mを超えるものまで多種多様だ。
特殊な細胞が集まってできているだけの非常に単純な生き物でありながら、成長の過程で非常に複雑なプロセスを遂げる。
生まれたばかりの幼生は海の中を自由に泳ぎ回るが、成体になると、岩や貝殻などに張り付いたままの固着して動かないスポンジ状の姿へと変えるのだ。
これは毛虫が空を飛ぶ蝶になる変態とは逆のパターンのようなものである。
クイーンズランド大学の研究チームは何年にもわたり海綿動物の一種、ホソエダカニノテ(Amphiroa fragilissima)の劇的な変態(動物の成長過程において形態が短期間に著しく変化すること)について調査を続けてきた。
その結果、定着して永遠の住み家とする場所を選ぶ際、環境からの手がかりが重要な役割を果たしていることを発見した。
15名無しのひみつ
2026/09/18(金) 04:27:03.02ID:3cRHceXU >>14 続き
海綿動物の一種、ホソエダカニノテの胚。ここから幼生となって海に泳ぎ出す。Image credit:Adamska et al. / PLoS ONE / CC BY 3.0
日没を合図にDNAを事前準備する仕組み
2020年の研究で、海綿動物、ホソエダカニノテの幼生は日没を経験しないと、どんなに条件の良い藻類(サンゴモ)が近くにあっても決して定着しないことが判明していた。
新たな研究では、日没が海綿動物の幼生に対して変態の「用意」を前もって伝える決定的な合図であることが示された。
幼生がまだ海中を自由に泳ぎ回っている段階で、日没の暗さを感知するとDNAの一部に変更が加えられる。
★研究チームは、DNAのどの部分が読み取れる状態になっているかを調べる技術を用いて、変態前と変態中の遺伝子の状態を分析した。
★その結果、定着や変態に関わるDNA領域が、実際に遺伝子のスイッチが入るずっと前の段階で「アクセス可能(読み取り可能)」な状態になっていることがわかった。
これはオーケストラの演奏が始まる前に、楽譜の中の演奏する箇所にあらかじめマーカーで線を引いておくような周到な準備作業である。
★一方、日没を経験させずに光を当て続けた幼生では、読み取れる状態になっていたDNA領域の88%が閉じてしまい、変態に関わる遺伝子の働きも抑え込まれていた。
日没を逃した幼生が定着できなくなるのは、この事前準備が失われるためである。
海綿動物の一種、ホソエダカニノテの胚。ここから幼生となって海に泳ぎ出す。Image credit:Adamska et al. / PLoS ONE / CC BY 3.0
日没を合図にDNAを事前準備する仕組み
2020年の研究で、海綿動物、ホソエダカニノテの幼生は日没を経験しないと、どんなに条件の良い藻類(サンゴモ)が近くにあっても決して定着しないことが判明していた。
新たな研究では、日没が海綿動物の幼生に対して変態の「用意」を前もって伝える決定的な合図であることが示された。
幼生がまだ海中を自由に泳ぎ回っている段階で、日没の暗さを感知するとDNAの一部に変更が加えられる。
★研究チームは、DNAのどの部分が読み取れる状態になっているかを調べる技術を用いて、変態前と変態中の遺伝子の状態を分析した。
★その結果、定着や変態に関わるDNA領域が、実際に遺伝子のスイッチが入るずっと前の段階で「アクセス可能(読み取り可能)」な状態になっていることがわかった。
これはオーケストラの演奏が始まる前に、楽譜の中の演奏する箇所にあらかじめマーカーで線を引いておくような周到な準備作業である。
★一方、日没を経験させずに光を当て続けた幼生では、読み取れる状態になっていたDNA領域の88%が閉じてしまい、変態に関わる遺伝子の働きも抑え込まれていた。
日没を逃した幼生が定着できなくなるのは、この事前準備が失われるためである。
16名無しのひみつ
2026/09/18(金) 04:29:11.11ID:3cRHceXU >>15 続き
★約30分で固着する素早い変態スピード
なぜ遺伝子レベルでこのような事前の準備行動をとる必要があるのだろうか。
それは海の中で無防備な状態のまま、可能な限り素早く変態を終えなければならないからである。
幼生は事前にDNAを読み取れる状態にしておくことで、条件の合う定着場所を見つけた際に驚くべきスピードで変態を開始できる。
接着剤が乾くのとほぼ同じ約30分という短時間で、ホソエダカニノテはサンゴモの仲間にしっかりと固着し、幼生の体を分解し始めるのだ。
サンゴやウニ、カキなど、海綿動物以外の海洋無脊椎動物も成長の過程で変態を行う。
昆虫の繭のような外敵から身を守る構造を持たないため、変態中に捕食される危険性を下げるためにはスピードが命となる。
★海綿動物に見られるこの予期的なアプローチは、他の多様な海洋生物の急速な変態にも共通して用いられている可能性があると研究チームは考えている。
★人間と共通する遺伝子が制御する7億年前からの進化の神秘
脳を持たないカイメン動物は、毎日繰り返される日没のタイミングに合わせて複雑な生物学的変化を調整していた。
★実は、海綿動物の変態を制御している遺伝子の多くが、私たち人間の体内でも使用されている。
★海綿動物の変態に関与する「時計遺伝子」は、人間の体内時計(概日リズム)を調整する働きも担っている。
海綿動物はおよそ7億年前まで遡る古い祖先を持ち、現在も地球上で生きている最も古い動物グループの1つである。
単純な生物を研究することは、初期の動物が地球の自然なリズムを利用してどのように未来を予測するようになったのかを知るための重要な手がかりとなる。
★約30分で固着する素早い変態スピード
なぜ遺伝子レベルでこのような事前の準備行動をとる必要があるのだろうか。
それは海の中で無防備な状態のまま、可能な限り素早く変態を終えなければならないからである。
幼生は事前にDNAを読み取れる状態にしておくことで、条件の合う定着場所を見つけた際に驚くべきスピードで変態を開始できる。
接着剤が乾くのとほぼ同じ約30分という短時間で、ホソエダカニノテはサンゴモの仲間にしっかりと固着し、幼生の体を分解し始めるのだ。
サンゴやウニ、カキなど、海綿動物以外の海洋無脊椎動物も成長の過程で変態を行う。
昆虫の繭のような外敵から身を守る構造を持たないため、変態中に捕食される危険性を下げるためにはスピードが命となる。
★海綿動物に見られるこの予期的なアプローチは、他の多様な海洋生物の急速な変態にも共通して用いられている可能性があると研究チームは考えている。
★人間と共通する遺伝子が制御する7億年前からの進化の神秘
脳を持たないカイメン動物は、毎日繰り返される日没のタイミングに合わせて複雑な生物学的変化を調整していた。
★実は、海綿動物の変態を制御している遺伝子の多くが、私たち人間の体内でも使用されている。
★海綿動物の変態に関与する「時計遺伝子」は、人間の体内時計(概日リズム)を調整する働きも担っている。
海綿動物はおよそ7億年前まで遡る古い祖先を持ち、現在も地球上で生きている最も古い動物グループの1つである。
単純な生物を研究することは、初期の動物が地球の自然なリズムを利用してどのように未来を予測するようになったのかを知るための重要な手がかりとなる。
18名無しのひみつ
2026/09/18(金) 04:33:58.79ID:3cRHceXU 統合失調症に似た特徴を持つ遺伝子改変マウスを確立
−モデルマウスを使って患者の新しい予防・診断・治療法へ道−
生理学研究所
2013/02/06
https://www.google.com/goto?url=CAESegHrOzAVMEBzm6ChNodVS4BiZtCUR3QCmyOVvvMmZx7QecIeKxqujY_rGNAtGb2oMtW6PTfw5u7OyJj-ah2kyby7UWP72sMdJcYayTYljaIXj7SxbfKAcWzE0xnpbLnVSMCLQxOl6S4_vyFJXyYAWvA8euCd-Yfy5ZRK
▼統合失調症は総人口の約1%で発症し、遺伝要因と環境要因の両方が発症に関与。
▼ ヒトの統合失調症に似たモデルマウスを作成。炎症を抑えることで症状の一部が改善。
▼統合失調症の新しい予防・診断・治療法の開発と創薬に期待。
★ JST 課題達成型基礎研究の一環として、藤田保健衛生大学 総合医科学研究所の宮川 剛 教授、自然科学研究機構 生理学研究所の高雄 啓三 特任准教授らは、遺伝子操作により脳内で軽度の慢性炎症を起こさせたマウスは、脳の一部が未成熟な状態になっており、その結果、作業記憶注1)の低下や巣作り行動の障害が引き起こされていることを明らかにしました。
本研究グループは、行動異常を網羅的に調べる「網羅的行動テストバッテリー注2)」を用い、約10年にわたり精神疾患のモデルマウスの探索を行っています。これまでに160系統以上を解析した結果、Schnurri−2注3)遺伝子欠損(Shn−2
★KO)マウスが作業記憶と呼ばれるタイプの記憶や、社会的行動の異常など、統合失調症注4)患者で見られる症状(主として認知障害や陰性症状)とそっくりな行動異常を示していることを突き止めました。このマウスの脳を解析したところ、遺伝子発現パターンが統合失調症患者の死後脳と酷似していたほか、パルバルブミン注5)陽性細胞数の減少や脳波の異常など統合失調症患者の脳で報告されている特徴の多くを持っていました。さらに、Shn−2
KOマウスの脳で慢性的で軽度な炎症が起こっていること、脳の一部(海馬歯状回)が未成熟な状態にあることを発見しました。炎症を抑えることにより、このマウスの海馬歯状回の成熟状態が改善し、さらに行動異常のうち作業記憶の障害と巣作り行動の障害が改善されることが明らかになりました。
このマウスの脳は統合失調症患者の脳と特徴が極めてよく似ており、このマウスをモデルとして活用することで、統合失調症の病因・病態の理解が飛躍的に進むと考えられます。今後、抗炎症作用を持つ物質と既存の抗精神病薬とを組み合わせた投与の効果をこの統合失調症モデルマウスで検討し、効果が見られた方法で実際の患者の症状が改善するかどうかを調べることにより、統合失調症の新たな治療法の開発が進むと期待されます。
−モデルマウスを使って患者の新しい予防・診断・治療法へ道−
生理学研究所
2013/02/06
https://www.google.com/goto?url=CAESegHrOzAVMEBzm6ChNodVS4BiZtCUR3QCmyOVvvMmZx7QecIeKxqujY_rGNAtGb2oMtW6PTfw5u7OyJj-ah2kyby7UWP72sMdJcYayTYljaIXj7SxbfKAcWzE0xnpbLnVSMCLQxOl6S4_vyFJXyYAWvA8euCd-Yfy5ZRK
▼統合失調症は総人口の約1%で発症し、遺伝要因と環境要因の両方が発症に関与。
▼ ヒトの統合失調症に似たモデルマウスを作成。炎症を抑えることで症状の一部が改善。
▼統合失調症の新しい予防・診断・治療法の開発と創薬に期待。
★ JST 課題達成型基礎研究の一環として、藤田保健衛生大学 総合医科学研究所の宮川 剛 教授、自然科学研究機構 生理学研究所の高雄 啓三 特任准教授らは、遺伝子操作により脳内で軽度の慢性炎症を起こさせたマウスは、脳の一部が未成熟な状態になっており、その結果、作業記憶注1)の低下や巣作り行動の障害が引き起こされていることを明らかにしました。
本研究グループは、行動異常を網羅的に調べる「網羅的行動テストバッテリー注2)」を用い、約10年にわたり精神疾患のモデルマウスの探索を行っています。これまでに160系統以上を解析した結果、Schnurri−2注3)遺伝子欠損(Shn−2
★KO)マウスが作業記憶と呼ばれるタイプの記憶や、社会的行動の異常など、統合失調症注4)患者で見られる症状(主として認知障害や陰性症状)とそっくりな行動異常を示していることを突き止めました。このマウスの脳を解析したところ、遺伝子発現パターンが統合失調症患者の死後脳と酷似していたほか、パルバルブミン注5)陽性細胞数の減少や脳波の異常など統合失調症患者の脳で報告されている特徴の多くを持っていました。さらに、Shn−2
KOマウスの脳で慢性的で軽度な炎症が起こっていること、脳の一部(海馬歯状回)が未成熟な状態にあることを発見しました。炎症を抑えることにより、このマウスの海馬歯状回の成熟状態が改善し、さらに行動異常のうち作業記憶の障害と巣作り行動の障害が改善されることが明らかになりました。
このマウスの脳は統合失調症患者の脳と特徴が極めてよく似ており、このマウスをモデルとして活用することで、統合失調症の病因・病態の理解が飛躍的に進むと考えられます。今後、抗炎症作用を持つ物質と既存の抗精神病薬とを組み合わせた投与の効果をこの統合失調症モデルマウスで検討し、効果が見られた方法で実際の患者の症状が改善するかどうかを調べることにより、統合失調症の新たな治療法の開発が進むと期待されます。
19名無しのひみつ
2026/09/18(金) 04:34:52.74ID:3cRHceXU >>17-18から見て統合失調症解明できるウのではないのか
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