「普通の超伝導体」のはずが違った、YbSb2で時間反転対称性の破れを観測

この記事のポイント

何が起きた: IISERボパールなどの研究チームが、第1種超伝導体YbSb2の単結晶において、転移温度0.95(1) K以下で約0.44(3) Gの微小な内部磁場が自発的に生じるミュオンスピン回転観測を学術誌『Physical Review Letters』で報告した。
なぜ重要か: 通常は磁気的な秩序を持たず均一な超伝導ギャップを持つ第1種超伝導体において、文献上初めてとなる時間反転対称性の自発的な破れ(TRSB)の実験的証拠を示し、多軌道スピン三重項対形成の理論模型を提示した。
次に見るべき点: 提案された内部反対称非ユニタリ三重項(INT)状態やマヨラナ表面状態は理論計算に基づく予測段階にあり、トンネル分光や走査型トンネル顕微鏡(STM)による直接検出で検証できるかが問われる。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

xenospectrum 2026年10月2日
https://xenospectrum.com/ybsb2-type-1-superconductor-broken-time-reversal-symmetry/