〔戦前日本左翼国家論の要旨:続き〕
4)英仏蘭は、アジアから撤退し、共産中国、共産北朝鮮、共産ベトナム、そしてソ連と同盟するインドが誕生した。
三百万人の命を犠牲にして日本は敗北し、南樺太・千島列島・満洲は共産化して、大東亜戦争の目的は達成された。
アジア各地を手に入れた共産勢力の恐怖支配下で膨大な人命が失われた。

5)1945年にGHQがポツダム宣言に基づいて軍国主義体制を解体し日本を親米英の自由主義国家に復帰させた際、軍国主義化・侵略戦争の元凶は天皇制・軍部・独占資本主義だったかのように歴史が改竄された。
保守論壇の大半は、戦前的国家社会主義の流れをくむ反米英主義者だった。
少数派の親米英保守主義者は、戦前が社会主義者に支配された左翼親ソ国家時代だったことを認識できていない。
保守・自由主義勢力の思想・現実認識の脆弱さが歴史の改竄を許すことに繋がった。