結果は予想通りで、TN方式では黒画面の28ワットが最大、続いてWebページ表示が25ワット、白画面が24ワットと消費電力が最も低くなった。一方のVA方式は白画面とWebページ表示がともに38ワット、黒画面では36ワットに低下した。白画面とWebページの消費電力が同じなのは、表示したWebページが白地だったので、差が出にくかったのだろう。

 以上のことから、液晶ディスプレイでは必ずしも「黒表示=節電」にならないことが分かった。液晶の特性を利用して細かく節電するならば、PCのデスクトップ壁紙やアプリケーションの背景色をTN方式では白、VA/IPS方式では黒に変更するといったテクニックが有効だ。