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吹聴の由来

なぜ、辞書通りの読み方ではない、「ふいちょう」という特殊な読み方がされるのでしょうか。その理由は、吹聴という言葉の由来にあります。

吹聴はもともと「風潮(ふうちょう)」という言葉から端を発し、これが変化して今の形になった、と言われています。

「風潮」は「うわさ、風聞、風の便り」という意味に加え、風潮と同じ「言い回る」という意味を持っています。

後者の「言い回る」という意味をより強調して使うとき、「風」よりも「吹」のほうが合っている、と考えられたことから、この字が当てられ、「吹聴」という言葉が生まれたのです。

そして、「吹聴」が世に浸透するにつれ、「風潮(ふうちょう)」の読みが次第に「ふうちょう」へと変化していったことから、現在の特殊な読み方になったと考えられています。