【 ヒトカケラのニコニコ動画 : sm30520089 】  
 
 ◎ 構成   [ ★★★★☆ ]  ◎ 選曲   [ ★★★★★ ]
 ◎ 繋ぎ   [ ★★★★☆ ]  ◎ アレンジ [ ★★★★★ ]
 
[[[[ 気に入った点 ]]]] _______________________________
   言わずもがな特記すべきはそのアレンジ力。音源の良さに頼って雑な打ち込みをするDTMerも多い中、
  曲が変わるごとに左右で全く違う動きをする装飾音、うねるベースライン、音の強弱、フィルイン、
  どれをとっても一級品。恐れおののく程の丁寧さである。伊達に4年もかけていない
  一曲一曲に『意味を持つ音配置』がなされており作者の執念というか魂が感じられる。
  よく聞けば聞く程その綿密さに震えが止まらなくなる。とにかくやばい。
  メインメロディと和音のテテテーテテテーと適当なアルペジオで料理した簡単アレンジしかしていない作者がいたら
  とにかくこのメドレーを聞きまくってアレンジの引き出しを増やすのです。増やしなさい。もっと伴奏にも耳を傾けよう
   難易度が高めではあるがバシっと決まるとデカい効果を生み出すメドレーの技法っぽいのも散見されたので印象深かった中の一部を書くよ。
  ▽ 5:51〜炉心融解:サビの入りを絶妙にタメてちょっともったいぶるような神業! 慣れないうちにやると視聴者をこけさせる危険性も孕む
    その曲の扱いが若干特殊になり前後の流れに纏まりが生まれ展開がしまる. やりすぎるとメリハリ無くなるので1,2回が妥当か。
  ▽ 9:50〜XY&Z:曲の伴奏をしばらく流してから遅れて曲名表示する手法。これは動画の話だが、曲名表示は淡々と行うのではなく、
    曲の重要度によって出すタイミングやエフェクトを変えるべきだという話。フォントが一番大事なのは言わずもがな
    マイナーソングで後出し表示すると萎えさせる危険性はあるので注意する必要はアリ。もちろん当メドレーのは成功例
  ▽ 11:59〜ジョジョのサビ終盤部分から千本桜の前奏:前の曲の最後の一音と次の曲の最初の一音を重ねる。
    もちろん曲によってできない事もある。今回のように前の曲より音数が多い曲に繋ぐと緩急が生まれ美しくなったりする。
  ▽ 4:47〜SUSHI食べたい:サビに入る前などにその曲のサビの一部分を繰り返す(組曲や七色の冒頭でも見かけたアレ)
    ただならぬ何かが始まる印象やそこから先に新しい流れが来る印象を与える効果がありそう。名前とかあるんですかね。知ってる人教えて
  ▽ 16:55〜M@STERPIECE:メドレーの終盤でひとしきり盛り上げた後、伴奏だけ流しながら転調、
    ズーンとキックが響き周辺の音が鳴り止むと同時にサビのメロディと曲名表示。鳥肌ものである。待たせたな!感あるよな
    似たような例だとやはりnicotuneの12:47〜か。私は『満持解放』と勝手に呼んでいる。もっと良い呼び名誰か考えて
    今までの流れを分断しメドレーを完全に収束に向かわせる印象を与える。ゆえに何事もなかったかのように続行すると萎えさせる可能性あり。
    そこからはとにかく盛り上げながらメドレーを終わらせる必要がある。また知名度が高い感動系の曲でのみ有効。
  ▽ カオスゾーンは真ん中、左右とシンセをハッキリ役割分担して流すと味気なくなる。次々目まぐるしく音色を変えていく方が高揚度が増します
    なんとこのメドレーはカオスゾーンまで良い。音と音の衝突が心地よいカオスを生むのだ うん。
  ▽ 視聴者を満足させ幕を閉じると思わせてのラブライブOP。ぞなもし氏のRGBのふわふわ時間のようなカオスゾーン後の一曲の至福感は極上。
  これらの技法はほんの一部ですな。
  まぁとにかくそんなこんなで恐ろしいメドレーが来たという事である。みんな勉強しよう勉強。