面白い版権見つけたからレビュー書いてみる。

タイトル「東方三英雄」
ノベル形式 完結済み 現在後日談を執筆予定との事
原作 戦国BASARA3 戦国BASARA3宴(CAPCON)

ゲーム戦国BASARAの世界から武将たちが幻想郷に迷い込み、寄り道をしつつ巨悪(笑)に立ち向かうストーリー。
複数の武将が幻想入りするが、主人公格は"黒田官兵衛"・"立花宗茂"・"島津義弘"の三人。
原作がキャラ毎にストーリーが存在する作品の為か、主人公毎に章が分かれている群像劇の形になっている。

愛ミナギル宗教、「ザビー教」の魔の手から幻想郷を守る為に、幻想郷の少女達、戦国の武将たちが奮闘する。
東方キャラが何人か洗脳や、打算によりザビー教に入信して悪役に回っている為、そこが注意点。
版権勢力による、幻想郷の侵略という人によっては好みが強烈に分かれるであろうストーリー。
版権キャラ×東方キャラのカップリング描写も僅かながら存在する。

しかし、文章主体の戦闘描写には中々に引き込まれるものがあり、文体も相まって歴史小説を読んでいるかの様な感覚に陥る。
キャラの思想や信条を、読みやすい文章で見事に表現している。
また、黒田官兵衛の不運や、唐突にメタネタをぶち込む邪仙とキョンシーなど、ギャグやネタ要素もキレがあり秀逸。見どころの一つ。

完結までに、5年を擁しただけあり読み応えのある大作に仕上がっている。おススメの一作です。