この頃外食三昧で困るわ〜(笑)
自炊する貧乏人とは違うね〜やっぱ(笑)
今日はすき家、昨日はガスト、一昨日はサイゼに行ったわ(笑)

「クソッ!クソッ!クソッ!!!」

家族連れで賑わすサイゼリヤの店内に、鯖味噌臭を撒き散らしながら男が侵入してきた

川本恒平、41歳ホームレス無職である

「申し訳ありません、ただいま満席でして少々お待ち下さい」

「ブリィッッッ!!!!!」(川本の堪忍袋の緒が切れる音)

(クソッ!!!クソッ!!!クソッ!!!ガキどもが!!!こんな時間に大勢来やがって!!!俺が食えねえじゃねえか!!!俺を誰だと思ってる!!!全知全能の神だぞ!!!わかったら全員シンジマエ!!!!!この親の加護の元甘やかされているだけの存在が!!!)

6分待ってやっと席が空くと川本はドカドカと偉そうに足音を立てて歩き席にドカッと座った

メニューをなめ回すように見るヌカモト

「399円………クソッ!………299円………クソッ!!………199円………クソッ!!!クソッ!!!」

高い、高いのだ、見栄を張って一食3000円も使えなくはないが明日から本当に何も食べれなくなってしまう

「…………クソッ」

ピィーンポォーン(笑)

やっと決まり呼び鈴を鳴らす浮浪者

「お待たせしたした、ご注文をどうぞ」

「…………………」(無言でメニューを指差すヌカモト)

「申し訳ございません、セットプチフォッカは単品ではご注文頂けないんですよ」

「ブリブリブリィッ!!!!!」(川本の堪忍袋の緒が切れる音)

(クソッ!!!!!クソッ!!!!!クソッ!!!!!メニューにあるんだから黙って持ってこいよ!!!これだから飲食店勤務は!!!俺はプロの歌手…………いや人気歌い手…………いや………クソッ…………)

「お客様?」

「……………………」(119円のフォッカチオを指差すヌカモト)

「フォッカチオのみでよろしいでしょうか」

「ブリブリブリブリブリブリィッ!!!!!」(川本の堪忍袋の(略))

(確認とかいらねえからさっさと持ってこいよ!!!ゴミ!!!クズ!!!)

子供「キャハハハハハハハハ」(川本とは関連の無い笑い声)

(クソッ!!!!!クソッ!!!!!クソッ!!!!!俺を見て笑いやがって!!シンジマエ!!!!!)

「クソッ………クソッ…………クソッ…………!!!バクッ………バクッ………バクッ………モグ……モグ…………クチャッ」

運ばれてきたフォッカをニチャニチャ食べるヌカモト

「アッ…………クソッ…………」

一瞬で無くなってしまった

(やっぱフォッカチオだけじゃ満腹にならんな…………クソッ)

その時、川本の目に飛び込んできたのは他の客が食べた料理の皿だった

「アッアッアッアッアッアッアッ!!!!!」

歓喜の声を上げながら皿にむしゃぶりつく川本

「ベロベロベロベロ!!!!!ジュルルルルルルルル!!!!!にぢゃっ!!!!!にぢゃっ!!!!!にぢゃっ!!!!!」

「ンメッ!!!ンメッ!!!ンメッ!!!」