590話「尚子よ」


ジンベエ
「もう何も見えんのかお前には!!!」
「どんな壁も越えられると思うておった自信!! 疑う事もなかった己の強さ!!」
「それらを無情に打ち砕く手も足も出ぬ敵の数々…!!!」
「この海での道標じゃった『タレント業』!! 無くした物は多かろう」
「世界という巨大な壁を前に次々と目の前を覆われておる!!!」
「それでは一向に前を見えん!! 後悔と自責の闇に飲み込まれておる!!」
「今は辛かろうが加藤…!! それらを押し殺せ!!! 失った物ばかり数えるな!!!」
「無いものは無い!!!」
「確認せい!!お前にまだ残っておるものは何じゃ!!!」


かっさん
「尚子がいるよ‼‼‼」

「尚子!! 尚子!! 尚子!! 尚子!! 尚子!! 尚子!! 尚子!!…」
「おれには・・・家族がいる!!!」


ジンベエ
(高田健志さんの言葉を思い出す…)

高田健志
『1年ぶりに旧友にあったんだ…超会議で…』
『一目会っておれは…安心した なぜだと思う?』

『俺がそこで見たのはよ…ジンベエ…もうおれの後ろをついて回るだけの昔の加藤じゃなかった……!!』
『あいつにはもう…頼もしい尚子のコネがあった 何があっても大丈夫さ』