どこかずっと遠くに、下品な島があるんです。名前はありません。名前をつけるほどの島でもないからです。とても下品なかたちをした下品な島です。
そこには下品なかたちをした椰子の木がはえています。そしてその椰子の木は下品な匂いのする椰子の実をつけるんです。でもそここには下品な猿
が住んでいて、その下品な匂いのする椰子の実を好んでたべます。そして下品な糞をするんです。
その糞は地面に落ちて、下品な土壌を育て、その土壌に生えた下品な椰子の実をもっと下品にするんです。そいういう循環なんですね」