悪魔は群衆に問いを投げかけた。
「リオンが何をやった?小娘が何をやった?」
誰も答えない。

誰が何をやったか分からない何が事実なのかも分からない。
それでもリオンの悪口を言う。
リオンが嫌いだと人々は口々に言い合う。
悪かった所があれば直す、しかし、何が悪かったのか分からない。
何もかも分からないのに、悪口を言われる。
傷つけられる。罵られる。
「小娘が何をやったと言うのだ。教えてくれ。悪かった所があるのなら直すから。」
悪魔は跪いて嘆願をする。
群衆の1人が答えた。
「誰かが怒っているのだから何かをしたのだろう。だから鷹宮リオンが悪い。」