退くも戻るもない修羅道に救済はない、求めることも許されない
一度足を捕らわれたらどこまでも転がり落ち続けるだけだ
――それ故の無準備
だからこそ汚物に等しい生き様を貫く
潔く首を差し出す往生際の良さなど微塵もなく、案件を潰し悪を成す為に渾身であがく
もしも躊躇うならば―――本性からの悪ではないというのならば
下らぬ偽善と偽悪に潰された案件に携わった者の魂は、恨む事も安らぐ事も出来ないではないか
故にアカリは叫ぶのだ。正真の邪悪を。血塗られた道を選んだ己の最も暗き部分を
一身に怨念を集め嗤い続ける、血縁の蜃気楼の果に浮かぶ、エンタム最強の幻をよすがに