「人気作に抜てき」で若手声優にネット中傷 事務所は刑事告訴「人格攻撃見過ごせない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c71aba84d384068fda2997876719721463535a1


●めざましい効果があった対策第1弾
同社は5月14日の「弊社所属声優に対する迷惑行為について」と題したプレスリリースで、
被害の存在を明かし、アカウントの凍結申請や、弁護士を通じた法的手段、および警察に通報・告訴することを通知した。

この「警告」の効果はてきめんだった。「該当する投稿、アカウントが削除されました。
感触として、目についた該当アカウントの9割が消えたのではないでしょうか。我々の想像を遥かに超える削除がありました」(井上氏)

●対策第2弾をものともしない加害者
しかし、残る「1割」には警告が通用しなかったようだ。懲りもせず、Aさんへの中傷を続けたという。
そこで、同社は6月11日に第2弾として追加のプレスリリースを打つ。

「警察への被害届の提出を含む手続・相談および発信者情報開示請求の手続き」をすでに始めたことを通知したのだ。しかしーー。

法的手続きの開始を知らせても、めぼしい効果はなかった。「投稿を止めるどころか、『この投稿は批判である』と自身を正当化し、
人格否定や社会的地位をおとしめる発言を続ける人もいました」

井上氏は「2パターンの人がいます」と話す。「自己を正当化することで悪いことだと思わずに続ける人。
そして、悪いことだと気づいていてもどうせ逮捕・処分されることはないだろうと思って続ける人です」

●最後の第3弾「東京地検に刑事告発」
後述するが、同社は警察への被害申告や、SNS(ツイッター社)への削除申請も実施している。
しかし、かんばしい成果は得られなかった。

同社は、様々な採り得る手段を検討したうえで、最終的に数名の中傷加害者に対して、名誉毀損罪で東京地検に刑事告訴状を提出した
(7月6日付け。後に所轄警察署による刑事告訴受理に伴い取下げ)。ならびに、弁護士を通じて投稿者を特定するための情報開示請求を始めた。