2020年は、何といってもホロライブ中国撤退が最大のニュースだった。
といいつつ、ほとんどのチャンネルや動画は今もbilibiliに残っており、新しいコンテンツも無断転載があったりして、経営的には撤退かもしれないが実質あまり変わっていないという事情もある。
この、撤退したのかどうか分からない中途半端状態をどうするか。カバー株式会社の課題対処は2021年に持ち越しとなりそうだ。

さてホロライブの撤退によって、中国では日本勢Vtuberの需給バランスが明らかにおかしくなった。
そこで突如大ブレイクしたのが緋赤エリオである。bilibiliのコメント欄でも、悲しみにくれる中国のホロライブファンにとって癒し/救いとなった、という記述がみられる。
とすると、ホロライブに代わり、緋赤エリオなどちゅこららメンバーたちが日本勢の中心になるのだろうか。私は、そんな単純な話とは思っていない。

日本勢の需給バランスは今もいびつなまま。つまり、他に誰が大ブレイクしてもおかしくない状態で2021年を迎えるのだ。
日本の有名Vtuberの多くは、はっきりいってbilibiliの視聴者と真摯に向き合っていない。だからこそ、逆にbilibiliと向き合う配信者が突如伸びる可能性もある。そういう意味で2021年は楽しみな年になりそうだ。