俺「ただいまー」

ルーナ「おかえりなのらー夕飯できてるのらよー、デデドン」

俺「え、親子丼?どうしたのいつもはたこ焼きしか作らないのに」

ルーナ「今日は特別な日なのらからね、さあどうじょっ」

俺「特別な日?なんだろ誕生日はまだ先だし…」モグモグ

ルーナ「今日はね、お別れ記念日なのら…」

俺「は?お別れってどういうこと?」

ルーナ「あのね、ルーナもね、パパからお手紙来るまで知らなかったのらけどね…」

ルーナ「ルーナはお菓子の国と月の国、二つの国の架け橋になるために生まれてきたのらって」

ルーナ「ルーナがいなければ二つの国は潰しあってやがては滅びる運命なのらって」

ルーナ「だから…ルーナは帰るのら、パパと国をほっておけねえのら」

俺「そんな…なら俺も行く!いいだろ?」

ルーナ「ダメ、国に帰ればルーナはもう城からは出れねえのら、もうルーナのことは忘れてほしいのら…」

俺「忘れるなんてできるわけないだろ!ルーナのいない人生なんて俺には…!」フラッ

ルーナ「そろそろ薬が効いてきたのらね…」

俺「待って、ルーナ……」ガクッ

ルーナ(人並みに暮らしていく幸せ、俺はそんな「夢」を見せてくれた、この思い出だけでルーナはこの先も生きていけるのら…)

ルーナ(さよなら俺、束の間だったけどルーナはほんとうにほんとうに楽しかったのら…)


翌朝俺「ルーナが犠牲にならなきゃ保てない平和?そんなもん、俺は絶対に認めないぞ!」

こうして俺は一度は捨てたお菓子の国に再び向かうことになった。
一介の元ルーナイトの俺が国一つを敵に回して大暴れした話はまた今度。