食中毒の後遺症で一番怖いのはギランバレー症候群だ
下手すりゃ一生寝たきり

カンピロバクター食中毒で激しい下痢・腹痛を経験した方が、症状がすっかり治った1〜3週間後に「両足の力が入りにくい」「手足がしびれる」「歩きにくい」と訴えて受診される——これがカンピロバクター感染後のギラン・バレー症候群(Guillain-Barré Syndrome:GBS)です。
頻度は決して高くありませんが、カンピロバクターはGBSの先行感染として世界で最も多い原因菌であり、見逃すと重症化することがあるため、知っておきたい合併症です。本記事では、ギラン・バレー症候群の症状・発症メカニズム・治療・予後を解説します。