みずき「そうだね。」
こうへい「今も痺れの薬を飲んでて、それでもちょっと痺れてるということなので、
これ以上続けるのはどうなのかというところですね。であれば、TS-1をやってたんだから、
TS-1でいいんじゃないかと僕は思ってたんですが、ただ、TS-1はさっきも言った通り、
一番最新の治療なんですね。なので、再発する前にしてた治療ということになるので、
考え方として、TS-1は効いていなかったという考え方もできるよねと先生が言っていて。
なるほどな、と。ただ、TS-1をやめてからも、日数が経っているので、もしかしたら、
TS-1は効いていて、で、やめていた期間に再発したという可能性もないことはないと思うんですけど。ま、先生としては、TS-1はあまり効かなかったんじゃないのかなと考えてるようです。というわけで、やるのであれば、末梢神経障害が進行するのは間違いないけれど、できるところまで、抗がん剤(字幕で“フォルフォックス”と補足)やるという選択ですね。ただ厄介なのは、このプラチナ系の抗がん剤の末梢神経障害っていうのは、神経をそもそもに壊してしまっているので。回復するっていうことが、あまりないらしいんですね。基本的には一生のものだろうと、先生はおっしゃってました。なのでこれが強くなって、手のしびれから痛みに変わっていってしまうらしいんですけど、そうなってしまうと、その痛みを抱えながら、一生過ごさないといけないということになってしまうので、どこまでこのフォルフォックスをやっていくのか、という話になってきちゃうわけなんですね。」
こうへい「もう一つの選択肢としては、経過観察する、ということです。今画像上は、
みずきの体の中にがんはないはずなので。今までは術後抗がん剤を必ずしてきたんですけど、
術後抗がん剤をせずに、様子を見て、もしがんが出てきたら抗がん剤をしていくという、
方法も提示されました。これは初めてですね。今までは術後は抗がん剤するという感じ
だったので。」
みずき「うん…」

こうへい「先生の考え方としては、やはり、今までずっと術後抗がん剤を半年間はするようにして
きたけど、その結果再発してるので、その抗がん剤をする意味があるのかという。一つの考え方と
しては、抗がん剤してない間、再発してないんだから、それは意味あるんじゃないかという考え方
もできるけれど、体の中にがんがあるかないかわからない、画像上は見えない状態で、抗がん剤を
するのは、出てきてしまうであろうがんを抑えるためということも考えられるんですけど、たぶん、
ま…、先生の主目的としてはがんを根絶すること、だったのではないかな、と。
テロップ“根治というより生存期間を延ばすための選択だったと思います”
なので〜、まぁ、現状、今までがんを根絶できずに、再発、結局してしまっているなら、
今抗がん剤をやる意味があるのかどうかといことで、様子を見るのもひとつなんじゃないかと。
なので、選択肢としては、フォルフォックスをやる、または、経過観察をする、ですね。
今のところ。
そして厄介なことは、先生ももうわからないと。結構序盤から、ずっとそうなんですけど、
みずきの場合は。」

横山水咲さんはもうちょっとやる気を出そうよ