腎臓は、血液をきれいにする「フィルター」のような臓器
血液には、体が活動したことでできた「いらないもの」や「余分な水分」が含まれている。腎臓はそれらを血液から取り除いて、尿として体外に排出
ところが、病気などで腎臓がほとんど働かなくなると、血液の中にいらないものや水分がたまってしまう
そこで、腎臓の代わりをする機械に血液を通して、血液をきれいにする。これが人工透析なのだ

人工透析を受けるには、一般的には「週3回、1回4時間くらい」を病院などに行って実施する
例えば月・水・金に透析をするとする。その場合、火・木・土は透析お休み
なぜ何回もやるのかというと、腎臓が正常なら毎日24時間ずっと血液をきれいにしているからなのだ。人工透析ではそれを毎日ではなく、決められた日にまとめて行っている
だから、透析を受けている人の1週間は、簡単に言えば、
「透析する日 → 休む日 → 透析する日 → 休む日 → 透析する日 → 休む日……」という繰り返しになる

腎臓が悪くなって人工透析を始めると、体の中の水分や塩分などを自分の腎臓だけではうまく調整できなくなる
だから、透析を受けている人は「何をどれくらい食べたり飲んだりするか」も治療の一部になる
お酒も水分なので、たくさん飲むと体の中に水分がたまりやすくなる
透析では、その余分な水分を一度に取り除かなければならないので、お酒を大量に飲んでしまうと、次の透析までに体重が大きく増えてしまうことがある
その状態で透析をすると、短い時間でたくさんの水分を取り除く必要があり、血圧が下がったり、体調が悪くなったりすることがある
だから、透析を始めた人は、これまでのように「好きなだけお酒を飲む」という生活は難しくなる